キングの塔
東日本大震災から2週間以上経ちました。
当初閑散としていた中華街やみなとみらい等の横浜観光名所は
次第に客足を取り戻しつつあります。
それでもまだ以前ほどではありませんが。
でも横浜が少しづつ活気を取り戻しつつあって嬉しいです。^^
今日は震災前にお知らせした横浜三塔物語に
やはり震災前にイベントに参加して来ましたのでそちらをご紹介します。
10日から開催されたこのイベント
震災が11日だったので、多分参加された方は少ないのではないでしょうか。
皆さんもイベントに参加した気分になってご覧ください♪ ^^
横浜を代表する三塔 それは
横浜市開港記念会館であるジャックの塔
横浜税関であるクイーンの塔
神奈川県庁本庁舎であるキングの塔
それぞれ塔を持つこれら三つの建物を指します。
名前の由来は、外国船に乗る船乗り達が名付けたと言われています。
建物の歴史は古く、当時周囲には目立った他の建物はありませんでした。
横浜港に来航した船乗り達が、港に入って真っ先に目にしたもの
それがこの三塔でした。
彼らはトランプのジャック・クイーン・キングに例えて
この建物に愛称をつけたと言われています。
横浜市開港記念会館であるジャックの塔
その塔は時計塔であり、今も時を知らせる音を聞く事が出来ます。
赤いレンガ色の建物は、とても異国情緒溢れる姿をしています。
横浜税関であるクイーンの塔
グリーンのドーム型をした塔の先端部分や
窓枠のラインなど流線型が多く取り入れられたこの建物は
三塔の中でもとりわけ女性らしさを感じさせる建物です。
一階には資料展示室があり誰でも無料で入る事が出来ます。
神奈川県庁本庁舎であるキングの塔
他の二塔と比べると、非常に威風堂々としていて
まさにキングを名乗るのにふさわしい建物だと思います。
こちらの建物は、現在登録有形文化財に指定されています。
三塔を見比べると
それぞれジャック・クイーン・キングの愛称が見事にはまっているように思います。
どれも特徴があって素敵なのですが
強いて言えば私はキングの塔が一番好きです。
どっしりと構えたこの建物、まさにキング!という感じ。^^
テレビドラマの撮影にもよく使われる建物です。
さて、三塔の説明が終わったところで
早速横浜三塔を巡る散歩に出発しましょう~♪
まず向かったのが赤レンガ倉庫
倉庫の先の方に三塔が一望に望める場所があると言うのですが・・・
グルグル回っても見つからないなあ・・・^^;
人混みはずれた何にもない広場の端っこにようやくポイントマークを見つけました。
・・・ってか、ここまで先に入ったのは初めてだし。^^;
自転車じゃなきゃ絶対来ない場所だし!^^;;
ポイントマークの足型に立って見るとこんな感じ。
三塔が一望出来るでしょ?
・・・よく分からないって?^^;
私の年代物のコンデジでは、これが精一杯でして・・・;▽;
画像処理した写真がコチラ。
画像処理しても、ジャックが残念なぐらいちっさくしか見えませんが・・・^~^;
・・・気を取り直して 次、行きましょう~♪^O^;
赤レンガを後にして向かったのは日本大通り
途中クイーンの塔の前を通ります。
奥にキングの塔が見えますね。
そのキングの塔の向かい側に三塔が一望出来るポイントを発見。
何度も歩いた日本大通りだったけど、こんなポイントマークがあるの知らなかった・・・^^;;
このマークに立って見るとこんな感じ
キングの左手に
ジャックが
右手には
クイーンがあります。
一望・・・というか
やはり気をつけてみないと、見失いますな・・・^~^;;
特にジャックは・・・
最後に向かったのは大桟橋
屋上の展望フロアに向かいます。
大桟橋の屋上はウッドデッキと芝生が敷きつめられた
私の大のお気に入りの場所です。
ここから望む景色は、まさに【ザ・横浜】そのもの。
海を前にして 左手には赤レンガや観覧車・ランドマークなどのみなとみらい
右手にはベイブリッジや本牧埠頭
海を背にすれば、マリンタワーや山下公園
ジャック・キング・クイーンの三塔を望む事が出来ます。
写真やネットなどで、きっと皆さん一度は目にしている景色だと思います。
あいにく曇ってきてしまいました。;;
夏場は海風が涼しく、気持ち良い時間を過ごせます。
その代わり、冬はかな~り寒いですけど・・・^^;;
ポイントマーク発見!
ここに立って見ると、こんな感じ。
・・・ん~~~~っと
・・・まったく分からないですね?・・・^~^;;;
位置的に大桟橋のポイントが一番離れた場所にあるので仕方有りません。
画像処理してもほとんど見分けがつきませんでした。^m^;
このマークから足元の2階部分を見下ろすと
ウッドデッキに大きく描かれた三塔の配置図が
どうやらこの角度で見えるようですね。
その場に立って肉眼でもよく分かりませんでしたが・・・^~^;;
・・・それでも
なんとなく当時横浜に入港した船乗り達の目線を感じたように思いました。
今では多くの建物に紛れてそれほど存在感はありませんが
当時はきっと多くの船乗り達を魅了した姿だったのでしょうね。
横浜三塔巡りの散歩はいかがだったでしょう?
横浜に住む私ですが、普段生活しているだけでは
意外と建物の正式名称が言えなかったり
歩道にあるポイントマークを見つける事が出来なかったりするものです。
こういったイベントに参加でもしなければ
何気なく通り過ぎてしまうのでしょうね。
興味がおありの方は
来年の3月10日の横浜三塔物語には
ぜひ参加してみてくださいね。^^